NORIPICA blog

猫と2人で暮らしています。猫との日常やグルメなどの雑記ブログです。

【カンピロバクター感染症】もうダメかと思った年度末

久しぶりのブログ投稿

 久しぶりにブログを書いております。3月6日から発熱と腹痛、下痢が出現し、脱水気味になり入院しておりました。便培養からカンピロバクターが検出され、カンピロバクターによる腸炎の診断となりました。

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カンピロバクターとは

 カンピロバクター(Campylobacter)は、グラム陰性でらせん状に湾曲した形態を示す真正細菌の一属の総称である。一般的には1982年食中毒菌として指定された Campylobacter jejuni と Campylobacter coli を指すなどカンピロバクター症の原因菌として呼ばれることが多い。 

 カンピロバクター属菌の感染を原因とするヒトおよび家畜感染症。消化器系腸炎が主な症状で平成27年度の統計では、ノロウイルスの次に報告患者数が多かった

 ヒトでは1982年に食中毒菌として指定された Campylobacter jejuni と Campylobacter coli の感染によるものが大部分を占め、汚染された食品や水、保菌動物との接触により感染が成立する。C. jejuni と C. coli はコレラ毒素に類似したエンテロトキシンを生産し、エンテロトキシンにより食中毒症状を発症する。具体的には、保菌動物や鳥類などのふんにより汚染源となった食品の摂取。肉(特に鶏肉)の生食や加熱不十分、飲料水、サラダ、未殺菌牛乳など。

 症状:発熱(38 ℃以下、稀にそれ以上)・下痢(ときに粘血便)・腹痛が主であり、嘔吐を伴うこともある。腹痛は下痢よりも長期間継続。100個程度の菌でも発症たとえば、生の鶏肉からの一滴のしずくでも発症する

 潜伏期間は約2 - 7日で、2 - 5日で回復する。0.1 %くらいの頻度で、腸炎が完治してから10日後くらいにギランバレー症候群を併発することがある。従って、腸炎症状が治った後の患者も注意を払う必要がある。

                         wikipediaより引用

 発症から経過

 3月2日に近くの焼き鳥屋で焼き鳥を食べました。今思い返してもあの焼き鳥はとても美味しかったです。レバーも出ましたが、とても柔らかくこんなレバー食べたことないと思うほど美味しかったです。下の記事の時です。

 

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 3月6日の発熱、腹痛、下痢が出現して、3月7日内科を受診しました。このときの便培養でカンピロバクターが検出されました。内科の先生もカンピロバクターを鑑別に挙げてくれていたおかげで、適切な抗生剤を処方してもらえました。3月8日になっても下痢が止まらず、入院することになりました。点滴と抗生剤継続と整腸剤、漢方薬など内服して、3月10日症状改善し退院となりました。下痢と食欲低下で体重が3kg落ちました。

消化器症状改善後

 カンピロバクター腸炎は、職場の取り決めで、症状改善後2日経ったら職務復帰可とのことで、結局1週間仕事を休んでしまいました。上司に喜んでもらおうと送別会の下見に行き、迷惑をかけるというツライ結果となりました。また、年度末異動の準備などで忙しい時期に、職場の皆さんに大変ご迷惑をおかけしてしまいました。

 カンピロバクター腸炎改善後にギランバレー症候群を起こすことがあるそうなので、気をつけたいと思います。

 年度末飲み会が多くなると思いますが、生焼けの鶏肉にはご注意ください!!