NORIPICA blog

猫と2人で暮らしています。猫との日常やグルメなどの雑記ブログです。

雪道と猫

 

雪が凄い

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僕が住む町は雪が続いています。車がないと買い物に行けない田舎町なので車は持っています(職場は徒歩で出勤しています)。しかし、屋根付きの駐車場なんてどこにもないため、毎朝雪を下ろさないと車が埋まってしまいます。1日さぼると、埋まりすぎてしまい雪が溶けるのを待とう、明日にはきっと溶けてるさ、なんて都合のいい解釈をして負のスパイラルに陥ります。

愛猫との出会い

僕が飼っている猫は、昨年の12月中旬雪道を歩いているところを近くのブリーダーさんに保護されたそうです。12月下旬にホームセンターのペットコーナーで猫を眺めていたところ、店員さんに声をかけられました。幼少期、小児喘息があったため、実家は動物NGでした。大人になったら、いつか猫を飼いたいという憧れの気持ちがありました。しかし、僕にとって動物を飼うことは未知の領域で、なかなか一歩が踏み出せずにいました。そんなとき、店員さんから雪道で保護された3ヶ月くらいのオス猫がいると知らされました。店員さんが、写真を見せてくれたのですが、本当に可愛いのです。すぐに引き取りますとは言えず、車に戻り1時間くらい悩みました。本当に自分は育てられるのかと何度も自問自答しましたが、写真でみた子猫の顔が忘れられず、その日のうちに引き取る旨を伝え、翌日引き取りに行きました。引き取りに行く前に、トイレや砂、エサ、エサ入れ、爪とぎなど最低限のアイテムを揃えました。引き取りに行くと、店員さんがゲージからトラ柄で足先が真っ白な子猫を抱き上げました。写真で見るよりはるかに可愛く、とても愛おしかったです。僕もその場で抱きましたが、全く暴れず、ゴロゴロと喉を鳴らしたので、この子とはうまくやっていけると確信しました。子猫を買ったばかりのキャリーケースに入れ、連れて帰りました。車中とても静かにじっと僕を観察していました。

 

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甘えん坊将軍

自宅に着いてからも、キャリーケースの中やソファーの下に隠れ、じっとしていました。この子猫は、本当に静かな子だなと思っていましたが、2時間くらいすると本当にか細い小さな声で、ミャーと鳴きました。そこからは、堰を切ったように鳴きはじめ、元気に家を歩き回るようになりました。数日で環境が大きく変わり、ストレスがかかっているのだろうと思いました。この子が、今後一生楽しく幸せに過ごせるようにしていかなければと強く思いました。名前は賢い猫に育つように、コペルニクスと名付けました。初日から、甘え上手な感じはありましたが、家に来て1ヶ月経った現在、かなりの甘えん坊に育ってきています。毎日、僕が帰宅してソファーで寝ているとお腹の上に乗ってきて一緒に寝ています。僕の姿が見えなくなると、悲しそうな声や甘えた声で鳴いています。鳴き癖がつくので、あまり構わない方が良いとよく聞きますが、やはり構ってしまいます。猫は、単独行動する動物のイメージだったので、こんなに甘えてくるとは思っていませんでした。家に帰るとコペルニクスが出迎えてくれます。自分を無条件に必要としてくれる存在は本当に嬉しいです。最初は、猫を育てることに不安がありましたが、いざはじめてみると何とかなっている感じはあります。コペルニクスはどう思っているか、分かりませんが、甘えてくる姿をみると何とかなっているのではないかと思います。

今、僕の車は3日分の雪が積もり、完全に埋まってしまいました。ここまできても、やはり雪が溶けるのをじっと待とうと思います(負のスパイラル)。買い物に行けないので、食事は職場のコンビニで済ませています。1日の半分量の野菜が摂れるスープなんか売っていて便利です。コペルニクスは、エアコンの温風が当たるキャットタワーの頂上で気持ち良さそうに眠っていますが、この厳しい雪国の道を一匹で彷徨っていたことを覚えているのでしょうか?

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